人気の福利厚生アイデアとは・オフィスにおしゃれなカフェテリア

居心地のよいカフェスペースをオフィスに設置して、従業員がより働きやすい環境をつくりませんか？
ここでは福利厚生の現状や、近年注目されている「カフェテリアプラン」について解説し、人気のある福利厚生を紹介します。
オフィスの環境改善や、従業員が喜ぶ福利厚生の導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

時代とともに移り変わる福利厚生

近年、労働や会社に対する価値観が変化するなか、企業側も人材の定着や従業員の仕事に対する意欲の向上を目的とし、満足度の高い福利厚生の導入に力を入れています。
福利厚生には大きく分けて、健康保険や厚生年金保険、雇用保険などが含まれる「法定福利厚生」と、それ以外の「法定外福利厚生」があります。
法定外福利厚生は、その企業の独自性が出る部分です。
具体的には、住宅手当などの各種手当、慶弔休暇・見舞金制度、宿泊・レジャー施設などの割引、介護や保育、資格取得・キャリアアップへの支援などが挙げられます。
ほかにもシエスタ制度や、授乳室の設置など、ユニークな制度の導入、快適な職場環境を整備する動きも活発化しており、福利厚生制度によって他社との差別化を図ることが可能となっています。
この現状からは、従業員からより必要とされ、喜ばれる福利厚生がいま企業に求められている、ということが伺えます。

利用者が自由に選択できる「カフェテリアプラン」とは

企業側の用意した制度やサービスが、利用者のニーズに合っていなければ従業員の満足度を高めることはできません。
たとえばアメリカで誕生した「カフェテリアプラン」は、事前に企業から付与されたポイント（予算）の範囲内で、各自が好きな福利厚生メニューを所定期間内に消化するというシステムです。
利用者の多様なニーズに対応した福利厚生で、日本でも普及が進んでいます。
住宅や健康・介護、施設利用といった幅広いジャンルのメニューが用意されており、従業員はライフスタイルや好みに合わせてサービスを利用できます。
一方企業は、サービスの提供やポイントの管理などをアウトソーシングすることが可能です。

従業員の満足度をアップさせる人気の福利厚生は？

次に、企業が独自に行っている福利厚生で、人気の制度やサービスをご紹介しましょう。

栄養バランスの管理に役立つ食事の補助

健康維持にとって栄養バランスのとれた食事が大切であることから、福利厚生として食事の提供をおこなう企業もあります。
社員食堂で栄養バランスに配慮したメニューを低価格で出したり、朝食を無料で提供したり、コンビニやレストランで使用できる食事券を支給したりといった事例があります。
独身の方だけではなく、家事や育児で毎日を忙しく過ごす人にとても役立つ福利厚生といえるでしょう。

ヘルスケアサポート

日々の健康管理の一環として、従業員の体調不良やメンタルヘルスケアをおこない、離職の防止につなげている職場もあります。
たとえば、インフルエンザの予防接種や人間ドックの補助、フィットネスクラブや温泉施設の割引、カウンセリングの実施などが実践されています。

仮眠やマッサージ

仕事の疲れを癒し、リフレッシュしてもらうために、仮眠やマッサージのスペースを用意しているオフィスもあります。
短時間の昼寝は、疲労回復や生産性の向上に効果的であることが知られており、就業時間中に15分～30分程度の仮眠を認めるシエスタ制度は注目度が高い福利厚生のひとつです。
また、オフィスから出張マッサージを依頼し、日ごろ忙しく、ボディメンテナンスができない人でも、マッサージが受けられるサービスを提供するところもあります。

「フラビアアロマ」でオフィスの一角をカフェテリアに

デザイン性が高く居心地のよいオフィス空間は、従業員の満足度の向上につながるだけではなく、優秀な人材の採用や対外的なPRにも大きな影響を与えます。
オフィス内にカフェスペースをつくり、休憩場所や従業員同士の交流の場として活用するケースは、今や多くの企業で見られるようになりました。
店舗として社内に設置する方法もありますが、コーヒーマシンを導入することで、より手軽にカフェスペースをつくることが可能です。
時間をかけずに本格的なコーヒーが楽しめる「フラビアアロマ」なら、コーヒーはもちろん、紅茶や緑茶、ココア、ラテメニューが楽しめます。
幅が30cm以下とコンパクトながら、2.4ℓのタンク容量を備えています。
フラビアアロマで抽出出来るバラエティに富んだドリンクと一緒にスイーツや果物、軽食なども用意すれば、利用者はちょっとした休憩の際、社外で買い物へ出る手間が省けるでしょう。

また、オフィス内のカフェテリアを人が集まりやすい場所にするためには、居心地のよい空間づくりや思わず足を運びたくなる工夫が必要です。
観葉植物の設置や、ぬくもりが感じられる家具や肌触りのよいクッションなどを置き、心と体をしっかりと休められる空間を意識してみるのもひとつの方法です。
加えて、カウンター席を用意し、雑誌や書籍などを置けば、一人でも利用しやすい場となるでしょう。
大きめのテーブルがあると、ちょっとした打ち合わせにも活用できます。
夜はバーとして利用できるカフェをつくった事例もあり、コーヒーマシン導入によるカフェスペースの設置は、社内のコミュニケーションを活発化させたいときの有効な手段となり得るでしょう。