美味しいコーヒーとは。
美味しいコーヒーを探すには、それぞれ嗜好があるため、「産地・種類など豆の選択」「焙煎度合い」「挽き方」「淹れ方」など自分に合うものを選択する事が重要です。
いろいろな条件がある中で、今回は全ての方に共通する「新鮮さ」について書いてみようと思います。
美味しさは香りにあり
まず始めに人がコーヒーの美味しさを感じる要素として、①香り②酸味③コク④苦味の4つが上げられます。
人の舌は「甘味、酸味、苦味、塩味、旨味」の5種類しか感じられませんが、
鼻は約350種類の香りを感じることが出来るのはご存知ですか！？
お酒やコーヒーという嗜好品は好き嫌いが分かれますが、これは香りの領域とも言われています。
コーヒーの香りに癒されたり、集中力を高めたりする効果もあり、香りというのは非常に大切ですね。
しかし、その「香り」は空気に触れることで劣化(酸化)し、一番最初に失われます。
重要な香りを守るためには酸化(劣化)しないようにしっかり保管する必要がありますし、
しっかり保存した場合でも豆の状態で１ヶ月、粉の状態では２週間が、焙煎されたコーヒー豆をおいしく飲める期間と言われています。
コーヒーは食品などと同じ生鮮食品の分類なので、劣化するのも早く、温度、湿度、光なども気にしながら保管が必要です。
結構豆の管理って大変なんですね。
コーヒー豆の保管方法
コーヒーは酸化すると豆本来のフルーティーな酸味では無く、酸化した嫌な酸味が残ってしまいます。
少し嫌な話をしますが、酸化したコーヒーは香り・味を損なうだけでなく、人によっては体調に影響を及ぼします。
喉がイガイガしたり、お腹が痛くなったり、気持ち悪くなる方もいます。
そもそもコーヒーに含まれるカフェインは、胃酸の分泌を促す作用があるため、胃腸の弱い方は注意が必要ですし、酸化したコーヒーは酸味が増し、より胃に負担をかけてしまいます。
基本的な管理方法として、冷暗所で密閉保存したり、真空にして冷蔵庫に保存したり酸化を遅らせることも出来ます。
一番のおススメとしては、１週間程度で飲める量をこまめに購入したり、1パックずつ小分けにされている製品を購入したりする事です。
まとめ買いや大袋での購入はコストメリットもありますが、酸化するリスクが高まり、品質が落ちてしまったり、飲みきらず捨ててしまったりと逆に高くついてしまうこともあります。
美味しさ閉じ込めるパック
ここまでご覧になって、コーヒーの保管がこんなに大変だったのかと意外に思われるかもしれません。
美味しいコーヒーは飲みたいけど、手間をかけるのは少し面倒だな…と思ってしまう方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなときに活躍するのがパック式のコーヒーマシンです。
一回使いきりなので粉や豆のような保管の手間も必要ありません。
中でもフラビアシステムのパックは、焙煎した豆を詰めて、窒素ガスを充填しています。
窒素ガスとは体積比で空気中７８％を占めており、無味・無臭・無色のほとんど反応性のない不活性ガスで、当然身体には無害・無毒です。
窒素ガスを入れる事で酸化を防ぎ、味覚、香りなどを失わずに新鮮さを保持する事が出来出来るため、淹れたての香りはドリップコーヒーにも劣りません。
こまめな購入、管理が面倒な方には、ぜひ1パックずつ包装されているフラビアシステムをおすすめいたします。
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